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BBS(クラシック音楽専用)


バッハを中心とするクラシック音楽についてどんどん書き込んでください。
お待ちしています。

目次
過去記事 <<(全1000件)>>

From Skunjp To at 2005 02/24 09:48 編集 返信

少しでも早く解決しますように

junさん、トラブルの件、大変ですね。

この手の問題が一番いやですね。

少しでも早く解決しますように。

そして、音楽を心安らかに聴くことが出来ますように。

お体にも気を付けてください。


※最近仕事がとても忙しいですが、音楽はシコシコ聴いています。

特にニコライエヴァのCDを立て続けに安く手に入れることができて、ほくそ笑んでいます。

先日は、ゴルドベルク(92年rec)を聴いたのですが、こんな凄い演奏、聴いたことが
ありません。今まで聴いた中でベストです。

高さ、広さ、深さが凄いんです。
そして非常に多彩。大胆かつ繊細。

こんな演奏が聴けるなんて、生きてて良かったとつくづく思います。

この人、もっともっと評価されてしかるべき音楽家です。



From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/23 20:16 編集 返信

ジュンさん、どうか無事で・・・

 急な出張を命じられ、福岡に2泊3日で行くことになったアマデオです。ジュンさん大変ですね。僕も職業柄、クレームには大変敏感です。なんとか首尾よく解決できるように、祈っています。どうか体を壊さないように。

 フィガロの終幕、伯爵が許しを請うところ、僕も大好きです。ヌジさん、あそこは最高です。他にも一杯好きな曲があります。とても語り尽くせないので、またチャットででも流します。モーツアルトは、バッハとはまた違った魅力のある、すばらしい音楽家ですね。

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/23 19:54 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんばんわ・・。なんとか生きております。
トラブルの方もいろいろと協力を得られて、なんとか復旧や解決に向けて、動いております。

オデットさんヌジコアさん励ましのお便り有難うございます。
皆さんから温かいお言葉をかけていただき、なんとか頑張っていきたいと思います。


【今日の音楽】


マーラー/交響曲第5番嬰ハ短調よりアダージェット

ベルナルト・ハイティンク指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ・アムステルダム

1970年アムステルダム/PHILIPS

ただ美しいばかりの音楽ではあるが、マーラーならではの毒が密かに用意されている。






From nujikoa To at 2005 02/22 19:36 編集 返信

優しさ

が、最近のjuncoopさんのキーワードですね^^

私は「優しい時間」見ていないので分からないのですが・・・
今見ているのは「Mの悲劇」こちらは誰もが隠し持っているダークな気持ちを突きつけられますね。
また話が変わりますが、いまごろになって「電車男」を知り、大いにはまってます(汗)
これを読むと、人に優しくしたくなりますね・・・
人にイヤなことを言ってあとから自分にイヤ気がさすよりはるかに良い!(でも、分かっていても難しいことなんですよね〜)
私のように営業職をしていると、人から優しくされるか、邪険にされるかの分かれ道は、即、仕事の実力を表すバロメーターでもあり、ガックリ来たり、あるいは感激したりで大変です。(^^)
juncoopさんトラブル処理大変と思いますが雨降って地固まるよう祈っています!

>モーツアルトのPコンの27番に涙されると聞き、感銘を受けました。
>(中略)ヌジコアさんもとても優しい方で、心が和みました。

こんな風に「優しく」言われるとむずがゆいのですが(笑)この曲関連で、私の病状報告を。

バッハの宗教曲、ことにコラール、なかんずく受難曲のあのコラールを聴くと、必ず「全身に鳥肌が立つ」んです。
涙腺が(自分でイヤになるほど)強い私なのですが、胸の奥から、目の奥から何故かジーンと来て仕方がないのです。
「マタイ」などはずーっと鳥肌が立ちっぱなしで、聴き通すと
健康的ではない汗をかいて、そのまま本当に悪寒に移行してしまうので、実はなかなか聴けないのです(トホホ・・・

さて、相変わらずはまっているモーツァルトですが、この種の「鳥肌」が来る音楽は、となるとあまり多くないのですね。
(やはりバッハは偉大!?)
しかし、この「ピアノ協奏曲第27番」と「フィガロの結婚(の、ラスト前の許しの音楽)」だけは別です!
不思議で仕方ないのですが、27番の第一楽章が流れるとジーンと来てたまらないのです。弾むようなアレグロなのに・・・
(これがもし映画のエンドロールや卒業式に使われたとしたら、、、涙腺ヤバそう)
「フィガロ」のほうは・・・ふと気づいたのですが、「エロイカ」のラスト、爆発するコーダの前のゆっくりした部分とそっくり(!)です。どちらも大好きですがグッと来るのは「フィガロ」ですね〜

↓「吉田秀和語録」の中で私が一番好きな(印象に残っている)ものです!
↓Skunjpさんに感謝して再掲します。

《私には「音楽が好きだ」というのと「バッハが好きだ」というのとの間には違いがない。
しかも私は、バッハが好きなおかげで、ベートーヴェンもブラームスもモーツァルトも
好きでいられるのである。》

長文失礼しました。。。

※オデットさんご無沙汰してます!またチャットでお会いできるといいですね。(なかなかする時がないのですが・・)

From odetto To juncoop5@goo at 2005 02/21 23:09 編集 返信

人間性 人柄ですよw

ぎょぎょ なんか・・・汗・・
大変な事が・・・でも 手を差し伸べて下さるのは、師匠の人柄があればこそだと 思いましたよ。
きっと 師匠なら解決される事でしょう。
応援しています。 

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/21 21:49 編集 返信

最近の状況・・

皆さん、こんばんわ・・。

19日土曜日の午後、オデットさんとメッセンジャーで話をしていたときに、1本の電話があった・・・・。

仕事上のトラブルが・・。

そして、19日から毎日遅くまで、対処に追われる毎日が続く。
しかし、なんとか誠意を尽くして、頑張っていきたいと思う。なぜそう思うことが出来るようになったかというと、多くの人の支援があったからだ。窮地にたたされたとき・、力になってくれる人がいるということは、苦境の中・・とても感動と喜びを感じる。人が困っているときにてを差し伸べてくれる人の優しさを今回、とても胸に染み、心の奥底でひとり涙しています。

今、家に帰って、ドラマ「優しい時間」のサントラ聴きながら、書込みをしています。

当分書き込みが出来るかどうかわかりませんが、なんとかトラブルの処理に励みたいと思います。



From odetto To at 2005 02/21 08:47 編集 返信

グルダの息子

おはようございます〜。昨日NHK教育で グルダ没後5年のメモリアルコンサート観ました。なんとびっくり!グルダの息子さんたちがアルゲリッチと競演してましたぁ〜〜w
パオラ・グルダさんとの間にお生まれになった パウル・グルダそして、2度目の奥様は日本の方で ユウコ・グルダとの間に生まれた リコ・グルダ 2人とも父グルダによく似てましたね〜!とりわけ、パウルさんは そっくりでしたよ!さすが親子ですね ある感動とともに 見入ってしまいました。このコンサートを思いついたアルゲリッチに感謝でした。

アルゲリッチは母親と共にグルダに逢いに来てそのままグルダの生徒になったそうです。そのときのグルダの一言です。
「僕が彼女に教える事は実に風変わりな指導だった。なんでかっていうと、10歳の若さでこの娘ときたら、何でも出来ちゃったんだまったく信じられなかったね、俺は何を教えたらいいのか わかんなかったよ!」と 言っていますね (笑)
それからというもの、グルダは 彼女に無償で教えたそうですね。

アルゲリッチはミケランジェリの弟子にもなっています。  ほんと すごい人ですよね〜。モーツァルトのP協20番を聴いてて さすがアルゲリッチだ!と 感動してしまいました。
アンコールの ベートーヴェン三重協奏曲 も素晴らしかったです


じゅんさん いつもありがとうございます。ぬじさん来られたんですね〜会いたかったわ〜 お元気そうで何よりでした。
またジュンミュージック聴かせて下さい。ボイスでの放送は決して辛くないですよ、だってそれが師匠の信念ですからね。
「CD買ってステレオで聴け!」という (笑) 
今になってやっと その意味が解かったとですw
これからも よろしくお願いします。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/21 00:23 編集 返信

フーガおたくの遊び

>「バッハのフーガおたく」ぶりを如実に示すのが、ヴィヴァルディの協奏曲の編曲です。
(とりあえず今念頭にあるのはチェンバロ編曲の方)

なるほど、言われてみれば、これは不思議な魅力があります。
イタリアの青空にドイツの雲をいっぱい浮かべて遊んでいるバッハか・・・
そのからみ具合がとっても面白い。

ダイヤモンドのようにキラリと光る、カツァリスのピアノが非常に好きです。

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 02/20 21:46 編集 返信

バッハのフーガおたく

もう何回も書いていることなので、「またか」と言われそうですが、
「バッハのフーガおたく」ぶりを如実に示すのが、ヴィヴァルディの協奏曲の編曲です。
(とりあえず今念頭にあるのはチェンバロ編曲の方)
ヴィヴァルディのメロディに、やたらにごてごてと対旋律を付け加えて、
本来のすっきりした味わいを見事に台無しにしてくれてます。
たとえて言えば、イタリアのからっとした青空が、ドイツの曇天に(どっちも知らんけど)変身しています。
そして私は「やってくれるなあ」と、うれしくなってしまうのです。

From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/20 21:31 編集 返信

199番とグールド

>私の独断と偏見によれば、バッハのメロディーメーカーとしての才能は、わずかに
  シューベルトが匹敵するのみと言いたいです。
  カンタータ159番もその典型であり、また199番のアリアには、まさにシューベルトに
  直結するものが感じられます。

共感していただき有り難うございます。

さきほど199番を聴きました。最初オジェーで聴いて第一曲のレシタティーヴで胸が
痛くなりました。何という、つきつめた表現。
そして第2曲、ゴリツキの絶妙なオブリガートをバックにした哀切な表情が素晴らしい。
Ach Gott! のところでため息が出ました。

参考に、コープマンを聴きました。ちょっとセカセカした印象で、彼にしてはいつもの
滋味がやや薄いかな。ただしシュリックのエスプレッシーヴォな歌は訴求力があります。
わずかに声にトウが立っているのが惜しい・・・

鈴木盤は鈴木さんの創るバックが、不協和音とか変化音に的確に反応して、曲の
ドラマをえぐり出しており凄い説得力。ソロの鈴木美登里は、いつもの清潔ながら艶っ
ぽい天使の声でドラマには深入りしていません。しかしそれが、この曲の「救い」の
一面を浮かび上がらせており、とても感銘を受けました。ベルナルディーニのオーボエ
が伸びやかでとても見事。

アーノンクール盤は第一曲から緊張した和音の後で、ちょっとゲネラルパウゼを入れて
ドラマティックな緊張感を生み出しています。やるな!という感じ。バーバラ・ボニーは
さすが大歌手で、細やかかつドラマティックな表現力と安定度が抜群。しかも真摯で
心打たれる歌です。極めつけは今は亡きライヒェンバークのオーボエ。ひとつ突き抜け
た天才的なひらめきがあります。第2曲はとても感動しました。ただし4曲目以降の
アーノンクールは、はしゃぎすぎの部分がありやや興ざめ。「これでチクルスが終わった」
という喜びはよく伝わってくるのですが・・・(^^;)


さて、今朝はmontさんにあやかってグールドのイタリアンアルバムを聴きました。
半音階的幻想曲を聴きましたが、グールドはこれをポリフォニックな音楽として弾いており
とても驚きました。やはり彼も図抜けた天才。

From 葛の葉 To juncoop5@goo at 2005 02/19 20:59 編集 返信

旋律おたく同感

私の独断と偏見によれば、バッハのメロディーメーカーとしての才能は、わずかにシューベルトが匹敵するのみと言いたいです。
カンタータ159番もその典型であり、また199番のアリアには、まさにシューベルトに直結するものが感じられます。

バロック音楽は「拍」の音楽であるというのは、ヴィヴァルディ等に典型的に当てはまり、バッハもそのような作品を多数作っていますが、
一方で、思いがけず息の長いフレーズが現れて驚くことがあります。

私が中学生ぐらいの頃、ブランデンブルク協奏曲第5番を聞いて、
第3楽章148小節以後、ヴァイオリンとヴィオラのユニゾンで出てくるイ長調の旋律に、
非常に近代的なものを感じ、驚いたことがあります。(エドウィン・フィッシャーのピアノ・指揮)

それはすでにフルート独奏でロ短調の旋律として出ているのですが、
それがイ長調の旋律として再び現れるときに、バロック的な制約を抜け出したのびのびとしたものとして感じられたのです。
(もちろん、その当時の感想を、現在に翻訳して書いています。)

バッハの対位法好みは、良かれ悪しかれ、彼の癖として楽しみたいですが、
旋律に関しては、それこそが天才の現れと思います。
(もちろん、彼の対位法も天才の現れですが。)

From Skunjp To at 2005 02/19 14:33 編集 返信

旋律おたく

>そもそも、人間という生き物の中には、生理的にストレッタ
  (主題のズラシ)を求める。そんな指向性があるのではアリマスマイカ?

う〜みゅ、またmontさんの深遠かつ当を得たご意見が登場!

そういえば小学校で「蛙の歌」を歌ったとき、不思議な興奮に襲われたもんです。

また、さらに過去にさかのぼれば、ザ・ピーナッツの「恋のフーガ」に幼い胸をとき
めかせたような記憶が・・・(ハハハ、こりゃまた別問題(^^;)

まあ、しかし、バッハのフーガおたくは当たり前と言えば当たり前。

僕的に言えば、バッハは「フーガおたく」以上に、「旋律おたく」ではありますまいか?

あの、あまりに美しい旋律の数々・・・G線上のアリア、チェンバロ協奏曲g-mollの
第二楽章、復活祭オラトリオのアダージョ・・・

そして真打ちは、montさんのご専門、マタイ受難曲第39曲、Erbarme dich。

このような、こってりと贅を凝らした名旋律を耳にするとき、バッハは対位法とともに
何より、絶妙な旋律の創出を心がけていたような気がします。

そして、juncoopさんが提出されていた、 「バッハと古楽演奏の限界」の問題も、
バッハの旋律の特殊性に目を留めれば、おのずから解決する気がするのです。


・・・たとえば、あの傑作マタイを聴いて、当時の聴衆は顔をしかめたと言いますが。

バッハの作曲様式は「バロック様式」というものをはるかに超越していたのですね。

前述した、マタイ受難曲第39曲、Erbarme dich の、あのうねうねと長いフレーズ。

あの延長上に、ワーグナーの無限旋律がありはしないでしょうか。
これを当時の短いフレージングで演奏しても、作品の持つ本来の表出力は出ないと
思います。

では、バッハは時代を先取りしていた?

・・・そうでしょうか。

モーツァルトが驚きベートーヴェンが崇拝し、メンデルスゾーン、ブラームスも大い
なる影響を受けた(そればかりかシェーンベルクも)、偉大なる我らがバッハの音楽は、
「時代を先取りしていた」というよりも、ある程度「後世の音楽のありようを規定した」
とは言えないでしょうか。(・・・音楽史の怪物)

つまり、バッハ以前の音楽がバッハに流れ込み、バッハ以後の音楽の中にバッハが
流れ込んでいる。

バッハが表現した近代的な生活感情(喜怒哀楽)は、古典派の中に、ロマン派の中に、
地下水脈のように息づいているのです。

ですから、そのような文脈の中でバッハの音楽を捉えていかないと、十全な演奏は
できないような気がします。

少なくとも、「当時の演奏様式に戻ればそれでよし」とするような演奏では、バッハは
表現できない。

なぜならバッハは「時代」をはるかに超越していたのですから。

(もちろん、バロック様式の枠組みから外れても、それはそれで
「的はずれ」なのですが・・・)

吉田秀和さんはこのような言葉を述べておられます。

《私には「音楽が好きだ」というのと「バッハが好きだ」というのとの間には違いがない。
しかも私は、バッハが好きなおかげで、ベートーヴェンもブラームスもモーツァルトも
好きでいられるのである。》

 ・・・う〜ん、実にいいですなー。

From juncoop To juncoop5@goo otonosizuku@goo at 2005 02/19 12:59 編集 返信

しずくさん

しずくさん、前に私の放送来られていたのですか?なんというHNだったのですか?


「JUNさんおひさしぶりですププッ( ̄m ̄*)
以前よく放送聞かせていただいたものです(そのときのHNとかわってしまってるかも)」

琴弾いてるのですか?


「素敵ですね。あのHPになったチェンバロでおひきになるのかな?」

たまに弾いてますよ・・。ピアノで弾くこともあります・・。



「コルボの バッハ マタイ受難曲 東京コンサート素晴らしかったですよ。JUNさんもいかれたのかしら?」


私は関西なので行ってません・・。関西来るのかな?コルボて合唱の扱いが素晴らしいので来るなら行ってみたいですよね・・。
コルボのマタイを聴かれたとはうらやましいです・・。

ではまた。

From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 02/19 12:20 編集 返信

フーガの芸術

↑のタイトルをみて「フーガの技法」の話題、と早とちりした皆さん。
期待を裏切ってすみません。

skunjp さんの言われた「フーガおたくのバッハ」というフレーズが妙に気に入ってしまい。
言われてみれば、ああ、ナルホドー!なんですね。
あんまり当たり前過ぎて、今まで意識していなかっただけに、かえって新鮮な感じがしました。

たとえば僕のロック時代を思い返してみる。
キャロル・キングのイット・トゥ・レイト、ドゥービーブラザーズのチャイナ・グローブ、デイブ・メイスンのヘッド・キーパー
うわっ、まだまだ数え上げればキリないわ(悲鳴)
実は、これらの中には同一詩句にストレッタを入れて歌う箇所が出てくるんですよ。
相方が「ここの部分はカッコいいよな、俺リード・ボーカル、お前バック・ボーカル、なっ」
だなんて、ロックンローラー達が皆、夢中になってコピーして歌っておりましたっけ。

そこで「フーガおたくのmont_54的結論」
そもそも、人間という生き物の中には、生理的にストレッタ(主題のズラシ)を求める。
そんな指向性があるのではアリマスマイカ?

やっぱフーガはカッコええわ。おまけにストレッタが入ると、めっちゃカッコええやん。
(最後に何で大阪弁になるんかな〜?)


アマデオさん、さっそくのご回答ありがとうございました。
それにしても、重音に強そうな古楽弓が奏法としてアルペジオとは少々もったいないような
素人目にはそんな気がします。(^^ゞ

From otonosizuku@goo To juncoop5@goo at 2005 02/19 07:31 編集 返信

RE:私のHPに遊びに来ていただいて・・

>しずくさんはじめまして・・。
JUNさんおひさしぶりですププッ( ̄m ̄*)
以前よく放送聞かせていただいたものです(そのときのHNとかわってしまってるかも)
>私もこの曲をたまに自分で弾いてます。
素敵ですね。あのHPになったチェンバロでおひきになるのかな?

またHP拝見させていただきますね。ありがとう。

PS コルボの バッハ マタイ受難曲 東京コンサート素晴らしかったですよ。JUNさんもいかれたのかしら?



From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/19 01:48 編集 返信

優しい時間

深夜ですが、優しい時間のサントラを聞いてます。

今日は、チャットでオデットさんと、珍しくヌジコアさんともお会いしました。

オデットさんは、とても優しい素敵な奥様で、私の心の友です。
今日はゲルギエフの悲愴を悪い音質で聞かれて、かなりお疲れのようでした。そして、しつこく私が「明日」の音楽を聞かせるものですから、オデットさんもかなりお疲れではないかと察します。

ヌジコアさんは、とてもお忙しい人・・・今日も出張されています。モーツアルトのPコンの27番に涙されると聞き、感銘を受けました。なぜなら私はレクイエムの涙の日とか、本当に悲しい曲でないと泣けないのに、あの27番で涙されるというのは、本当に曲の本質をつかんでおいでだからだと思いました。ヌジコアさんもとても優しい方で、心が和みました。


私は、なぜこのアンドレ・ギャニオンの「明日」にはまってしまったのか・・不思議な気分です。この音楽の優しさにはまってしまったようです。それは聴いていただいた方にはわかっていただけるかと思うのですが。

仕事とか人生とか現実はかなり辛いことも多いのは、皆さん同じかと思います。その辛さとかの中で、この「明日」という音楽は、私のすさんだ心を慰めてくれます。

ドラマ「優しい時間」に出てくる喫茶店は「森の時計」といいまして、その店にはこう書いてありました。

「森の時計は、ゆっくり時を刻む・・・。」

「だが他人の時計はどんどん速くなる・・。」


私は休日にはゆっくりとしたひとときを過ごしたいと思います。

あわただしい、世間にいるとちょっと息苦しくなるので、ちょっとどこかに隠れてみたくなるのです・・。


From juncoop To at 2005 02/18 15:15 編集 返信

今日の音楽

皆さん、こんにちは・・。

葛の葉さんの掲示板で葛の葉さんが「バッハと古楽演奏の限界」について述べておられたので、引用します・・。


「2005/02/16 21:46
159番の演奏を考えていて、ふと思ったのですが、
バッハの音楽の中には、どうしてもいわゆる古楽演奏では割り切れないものがあるのかも知れません。
これは、juncoopさんの「モダンでないと感動がない」、skunjpさんの「バッハはモダンの演奏にたえる要素がある」など(勝手なまとめですが)と符合するものがあります。
バロック音楽=語る音楽として、それはそれで大きな成果があったことは認めますが、バッハの音楽にどうしようもなく感じられる「歌う」要素を、アルノンクールのようにぶつ切りにしてしまって、何が失われたのかを考えてみることも必要かも知れません。実際、レオンハルトの159を聞いてみて、「どこが良いの?」と感じるのは、ごく自然なことだと思いますから。 」


まあ、私の見解としては、「それをいっちゃーおしまい!」と言われるかもしれませんが、結局、個人の価値観とか好みですね。

どんな演奏であっても、その人それぞれが感動する部分はやはり違いますよね。

前にも申しあげましたが、例えば、バッハのカンタータ第159番を始めて聴いた演奏が、レオンハルトで、感動した人は、次のように言うでしょう・・。

「バッハのカンタータ第159番はいいですね、特にレオンハルトは感動します。」そしたら私はどう答えるかというと、

ちなみに私はマリナーの演奏ではじめて159番に感動したとすると。

「確かに159番はいいですよね・・。でも私はレオンハルトよりマリナーのほうがいいと思います。ぜひマリナーを聴いてみてください。」と

しかしその人はマリナーを聴いても感動しないかもしれません。

そういうもんでしょうね・・。感動した演奏がその人の曲のイメージをしっかり固定してしまい。それ以外の演奏をよく思わなくなるという危険が潜んでるのかもしれません。

私の場合ですね、古楽器ではじめて感動したブランデンブルクの2番をモダン楽器で聴いてもあまり感動しないというものがあります。

すべてその人の感動の尺度というのがあって、それぞれ違いますから、結局、いろんな演奏で聴いてもらうことをお勧めしたいですね。

同じ曲を古楽器とモダン楽器と両方で聴いてみるとか、いろんな解釈で聴いてみるということは、その人の曲に対する固定観念を取り払い、豊かな受け止め方とか、新発見が出来るのではないかと思います。

結局今まで感動しなかった曲が違った演奏によってはじめてその曲の良さを教えられるということはよくある話ですね。

すんません・・柄にもなく客観論者みたいなことを言ってしまいまして、またええ格好をしてしまったとです・・ひろしです・・。

「マタイはリヒターでないと」・・と強く言う私が、言うことに矛盾はあるが・・。


From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/17 21:08 編集 返信

ひろすけです・・・

こんぱんわ。悪い気候ですが、いかがお過ごしですか?

オデットさん、ご苦労様です・・。

フォーリーブスとにしきのあきらが出てくるとは・・さすが先輩、いろいろ聞かれてます・・。タイガース、テンプターズ、スパイダースが出ると思っておりましたがな・・。

洋楽ではちょっと私とちゃいますね・・。

洋楽→トーキングヘッズ、ウルトラヴォックス、ニューウェイヴからルパート・ホームズ、マイケル・フランクス、ルーサー・ヴァンドロスなどのAORやソウル

邦楽→中学時代:荒井由実、五輪真弓からはじまり、学生の頃は、山下達郎、角松敏生など。


ところで、ゲルギエフよろしいなぁ〜。 次回は悲愴です。
キーロフ管弦楽団とウィーン・フィルの演奏がありますが、どちらにします?

フルトヴェングラーはあまり持ってないほうなんですが、私は前からマーラーの弟子の指揮者→ワルターとクレンペラーが好きだったため。フルヴェンが少ないです。トスカニーニなどは1枚もありません。
フルヴェンの少なさに比べて、カラヤンの多いこと・・・。

フルトヴェングラーの1947年の運命DG盤は欲しいですよね。さぞかし凄い演奏だろうと予想できますね。





From odetto To at 2005 02/17 17:43 編集 返信

反論返信するとです、、、ひろすです、。

あのね〜〜〜師匠! あたしだって色々きいてるんですよぉ〜。
何を聴いて来たかというとですね。
 
小学生で、にしきのあきら(爆)に目覚め フォーリーブスもちゃんと聴きました。

中学生で アリス 井上揚水 吉田拓郎 ジローズ を愛し。

高校生で クィーン・レッドツェッペリン・スカイ・イプー・ピンクフロイド・キングクリムゾン・リック・ウェイクマン達に開眼し
そして・・・・。

それら達に満足出来なくて とうとう クラシックにきてもたがな・・・・。

という訳とです・・ひろすです。

解かっていただけましたでしょうか? 苦笑

しかし!! ゲルギエフのチャイ5もよろしおました。。。
ありがとうございましたぁ〜♪

フルトヴェングラーのロザムンデもええで〜〜〜〜!!!


ひろすでした。。。

From Skunjp To at 2005 02/16 00:24 編集 返信

天空にとびかう声

何やら最近、変に地味なおじさんとか、ホルストあやかり、いや、平原綾香とか、
いろんな者が乱入しておるが・・・

私以前のすべての音楽が私に流れ込み、私以後のすべの音楽に、私の音楽が
流れ込んでおるのだ・・・

と、バッハが言ったか言わずか・・・それはともかく。(^^;)

僕が今、夢中になっているのは、ウィンズバッハ少年合唱団です。

モテット3曲と、マニフィカトニ長調のCDを中古で手に入れまして、そして
とにかくぶっとびました。

特にモテット「イエスよ、わが喜び」BWV227が突き抜けた演奏です。

僕はあまりモテットのことは良く分からなかったのですが・・・
とにかく、ウィンズバッハのこの演奏で一挙にその魅力に開眼してしまい
ました。

「天空にとびかう声の饗宴」というか・・・
ストレートで素直な声が、ビュンビュンと飛んでくるのです。
脳天がしびれたようになります。

・・・とにかく凄い。(-_-;)

とにかく興奮のあまり、やたら、「とにかく」が多い文章になっていますが、
とにかく「感動」したからしかたがない!

この団体のロ短調ミサも素晴らしい演奏のようです。

http://www.geocities.jp/aobv2002/Choir/WindsbacherKnabebchorr.htm

From アマデオ( Mail ) To juncoop5@goo at 2005 02/15 19:29 編集 返信

古楽奏法。

どうも皆さんこんばんは。mont_54さん、古楽奏法だと、ヴァイオリンの重音は分散和音のように弾くというのが通例の処理の仕方です。

From juncoop To at 2005 02/15 17:25 編集 返信

バッハに戻しまして・・・

最近、乱入が多くなってきましたので、バッハに戻したいと思います。

バッハですが、BMSの全集を聞いている最中でして、まだまだ語れる状態ではないのですが、なんせ171巻ありますし、前も話しましたが、かなり時間がかかりそうです。

リリングのカンタータはコロンビアの全集で聞いておりますし、まあ何回か聞いてるとです・・。ヘンスラーも数々聞きましたし。

ところで、リリングの90年代録音の2回目のヨハネは、演奏スタイルも変わりましたが、なかなかいいですよね・・。

マタイの方は、まだまだちょっと抵抗があります。リリングで一番いいと思うのはロ短調ミサだと思います。


追伸、オデットさんが、先日、平原綾香のことをインチキジュピターと言っておりましたが、まだまだ彼女にもいろいろと教えないといけないとです・・・ひろしです。(笑)まあ好みもありますが、音楽聴くということは、mont先生のようにジャンルは問わずいいものはいいと・・認めることから始まる・・・それが音楽を愛する本来の姿ではないかと・・。私は思うのですが?皆さんのご意見はいかが?

反論受付中・・・



From mont_54 To juncoop5@goo at 2005 02/15 16:35 編集 返信

ジミ・ヘン乱入

(墓の中から)誰だね?クレーメルの「ギャ」がどうのこうのと、
       あんなの、俺様のギャワ〜ンに比べたら甘い、甘い・・・

そうなのです。
楽器こそ(ジャンルも)違え、かの人、地味〜ヘンドリクスこそは、スーパースターにして
且つエレクトリック・ギターの魅力は「不快な音と、強烈なビート」にある、ということを
この世で初めて証明してみせた偉人なのであります。

スンマセン。最近、乱入ブームのようなので、僕も悪ノリしてみたくなりました(^^;


(本論)
skunjp さんの、
ベートーベンが音楽にダイナミズムを〜説に大賛成(ま、反対する人はいないでしょうが)
あの人のティンパニの書法は、それまでの音楽概念を見事に打ち破っていますよねー。
でも、ディアベッリ変奏曲は苦手。(何回聴いても難解???)よく解りません。

それから、ファンダールの無伴奏ですが、あまり安すぎて反って買い難くかったりして(笑
今度聴いてみます。

手持ちで古楽系の無伴奏vnは、Sクイケンとポッジャーくらいですかね。
ところどころなのですが、モダン奏法に比べて重和音を分散和音で弾いている部分があり、
これって古楽の特徴なのでしょうか?(全曲スコアが無いから分からないのです)

From juncoop To juncoop5@goo at 2005 02/13 16:35 編集 返信

オデットさん

オデットさん、先ほどは有難うございました。久々にチャットしまして楽しいひとときでした。

ゲルギエフのチャイコフの4番とロミオはとても素晴らしいですね。次回は5番を流したいと思います。

音楽チャット部屋「優しい時間の部屋」というのはちょっと臭い部屋名なのですが、まあ、私が平原綾香にのめりこんでいるために、お許し願いたい。

でも、この平原綾香、なかなかいい声ですし・・・歌もかなりよいです。「明日」は今日だけで10回は聴きました。カラオケで歌うつもりです・・。そしてカラオケのCDはチェロの伴奏に・・。

アンドレアス・シュタイアーのモーツアルト/P協奏曲9番と17番ですか・・。しかもハンマークラヴィーアとはまた、いいですね。この楽器は最近 バッハの音楽の捧げ物でかなり気に入っております。チェンバロのように鋭くなく、ピアノのように硬くない、とても優しい音がしますね・・。ぜひ聴きたいです。


From odetto To juncoop5@goo at 2005 02/13 16:04 編集 返信

ありがとう じゅんさん

今日は 素晴らしいチャイコ聴かせて頂きました。 4番も ロミオも よかったけど・・・ 私は非常にロミオに共鳴し感動しましたねーー。泣けましたとです・・・ひろしです。
ほんとに ありがとうございましたぁ〜♪
話は変わって モーツァルトのピアノ協奏曲が出ているようですね
私は最近 アンドレアス・シュタイアー の モーツァルトを聴きました。それはそれは美しいフォルテ・ピアノでした。
これも 感動ものでしたねーーw ちなみに 17番 と9番です

From juncoop To at 2005 02/13 13:23 編集 返信

平原綾香 乱入!

今日、平原綾香の「明日」の譜面が届きました。

Andre Gagnon作曲、松井五郎作詞です。 この歌は、ドラマ「優しい時間」で主題歌になっておりますので、見られた方はご存知とは思います。

この曲小品なのですが、歌の旋律がとても美しい曲。歌詞はあまり好きではないのですが、音楽が素晴らしいので歌詞だけ紹介しておきましょう。


【明 日】

ずっとそばにいると、あんなに言ったのに
今はひとり見てる夜空 はかない約束

きっとこの街なら どこかですれちがう
そんなときは笑いながら 逢えたらいいのに

もう泣かない もう負けない
想い出を越えられる 明日があるから

そっと閉じた本に 続きがあるなら
まだなんにも書かれてない ページがあるだけ

もう泣かない もう逃げない
なつかしい夢だって 終わりじゃないもの

あの星屑 あの輝き
手を伸ばしていま 心にしまおう
明日は新しい わたしがはじまる



※この歌詞の旋律をチェロで練習しているのですが、間奏の部分にチェロが入っていたので、参っております。
誰でも考えることは一緒だなあと思います。



From Skunjp To juncoop5@goo at 2005 02/13 12:26 編集 返信

ベートーヴェン乱入・・・!?

フーガおたくのバッハや、迫力不足のモーツァルトの話が出て、何で私の話題にならないのだ!
音楽に真のダイナミズムをもたらしたのは私であるぞよ!

・・・と言ったか、言わずか、それはともかく。

僕が今、バッハの気分転換(^^;)に良く聴くのは、実はベートーヴェンであったります。
それもマイナーなベートーヴェン(短調とちゃいまっせ)ではなく、つまりあまり有名でない曲。
たとえばチェロソナタNo1、2番。(ノラス)みんなから敬遠
されているディアベッリ変奏曲
(ラヴィノビッチ)、バガテル(ブレンデル)など・・・

ベートーヴェンの音楽には天馬空をゆくがごとき爽快感と開放感があります。それに音楽の仕組みが
とても面白い!

まあしかし、ベートーヴェンまで乱入させると、ますますバッハから遠くなるので、ベーやんはこれにて失礼(^^;)


・・・モーツァルトに戻ると、ピアノ協奏曲で忘れてならないのが22番。(内田、ブレンデル)
これはとても素晴らしい音楽的充実を見せる曲。
そして、17番、18番(ペライヤ)が珠玉の名品。さらに地味ながら14番の2楽章なんて、
素敵な「夕べの哀愁」に満ちています。

今朝は、家族と車にのったその車中で、クラリネット五重奏曲をかけました。(マイヤー)

幸福なほほえみの中に漂う悲しみは、何だろうか?

僕は、その答えをひとことで言えば「孤独感」ではないだろうか、と思うのです。
モーツァルトは人一倍人間を愛し、愛を求めたけれど、裏切られ続けた・・・。その極めつけは
コンスタンツェとの結婚生活です。

・・・でも、モーツァルトは許したんですね。

そこに、穏やかなまなざしをした、孤独なモーツァルトが立っています。

From juncoop To at 2005 02/13 01:38 編集 返信

テルデックのカンタータ全集が・・・仰天!

HMVによりますと、

レオンハルトとアーノンクールによるテルデックのバッハ/カンタータ全集がなんと・・。

教会カンタータ全集 アーノンクール、レオンハルト(60CD)
バッハ


インターネット税込価格: ¥78845
キャンペーン税込価格: ¥39990
割引金額: −¥38854


あの60枚が・・39,990 円ですと・・!

1枚666円?  私は以前1枚1600円も出して買っていたというのに・・。

詳しくは、

http://www.hmv.co.jp/product/detail.asp?sku=1810999



From nujikoa To juncoop5@goo at 2005 02/13 00:48 編集 返信

やれバッハ、やれモーツァルトと

・・・忙しいですね(笑)

ピアノ協奏曲。そうそう、23番ですよ。27番ですよ!
あとは・・・21番も本当に捨てがたい(聴いてて気持ちを整えて〜調律して〜くれて、救われた気分にしてくれるのはこの曲です)。
3曲選びなさいと言われれば迷わないけれど、
2曲と言われたら・・・身悶えて困ります(^^;;

21番・・・内田光子の絶妙なカデンツァに大拍手!


>無伴奏VNはモダン奏法だと和弦がギャッ

・・・そう、そうなんですよね。
あまりに的を射ていて笑ってしまいました。「ギャッ」ですねぇ〜^^
でも、それもまたそれで好きです
(クレーメルの鋭い「ギャッ」の叫びの多彩なこと!)

ダール、私も最愛の演奏です。
クイケン旧盤よりも闊達で(すいません新盤はきいてません;)
ポッジャー盤よりも語りが活きている。

・・・今は、久しぶりにVn+Cbのソナタを聴いています。
(グリュミオー&ジャコテで)
ん〜。。。突き抜けた芯からの美音に心身ともに洗われる!

From juncoop To at 2005 02/12 22:12 編集 返信

フーガの技法を聴く!



皆さん、こんばんわ。無伴奏ヴァイオリンですか〜。深い音楽ですよね。私はシェリングがかなり好きなんですが、いつもタワーレコードとかへ行くとルーシー・ファンダールが置いてまして気になる演奏ですよね・・。無伴奏チェロとかはビルスマの1回目とか持ってまして聴くことがあるのですが、ヴァイオリンの古楽器によるものは持ってませんです。

さて、フーガの技法ですが、これもなぜか沢山ありますね。ヴァルヒャ、グールド、リュプサムによるオルガン、レオンハルト、コープマン、デルフト、ヒル、グールドによるチェンバロやピアノによるもの、フレットワークによる室内楽のもの、パイヤール、リステンパルト、ミュンヒンガー、ヴィンシャーマン、コレギウムアウレウムによる室内管弦楽団によるもの、どの演奏を聴きましても、いいものです。そして今日聴くのは、BMS・バッハ全集によるロバート・ヒルの演奏。


●バッハ/フーガの技法BWV1080

ロバート・ヒル(チェンバロ)

BMSバッハ・エディション

ロバート・ヒルは確か前にムジカ・アンティカ・ケルンにいたような記憶があるのですが、ヒルのチェンバロの素晴らしさを知ったのは、ミュラー=ブリュール指揮ケルン室内管弦楽団のバッハ/チェンバロ協奏曲全曲です。とても素晴らしい演奏でした。ケルン室内管弦楽団はモダン楽器ですが、ヒルは元々古楽器出身の演奏家でしたので意外な組合せと驚いたものです。まあ同じケルン市内の演奏家でしたから交流もあったのでしょうね・・。このヒルのフーガの技法は、落ち着いたテンポで1曲1曲をとても大事に演奏しスケールの大きな堂々たる演奏をしますね。コープマンはかなりはやめのテンポでさらっと弾いてしまうのですが、ヒルはよく楽器を歌わせています。元々軽く演奏するほうだとヒルの事は思っていたのですが、とても重厚でした。未完のフーガは説得力のある演奏です。まだまだ聞き込みたいと思います。